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宮嶋順也講師:自分のスキルを活かして教育格差を縮めたい

あと数ヶ月でUdemy Japanも丸2年を迎えようとしています。

この2年間でマーケットプレイス、そして講師コミュニティも着実に成長してきました。これもひとえに講師の皆様がUdemy Japan、そしてオンライン教育の可能性を信じてくれた結果だとUdemyチーム一同実感しています。

2017年はUdemyやそこで活躍する講師をより多くの方に知ってもらう取り組みの一環として、毎週2回、マーケットプレイスで活躍されている講師にスポットを当てていきます。コース公開に至るまでのストーリーや、どんな目的を持ってコース公開されているのか、そして今後の展望なども含めてインタビュー記事を掲載していきます。

記念すべきUdemy講師インタビューシリーズ第一弾は、2015年から日商簿記コースを中心に8コース公開されている宮嶋順也講師を迎えてお話を伺いました。

 

Udemy  :  実際にお会いした事もあるので、”初めまして”ではないのですが、改めましてよろしくお願いします。月並みではありますが、自己紹介をお願いできますでしょうか。

宮嶋:はい。42歳、東京都練馬区出身で、今はさいたま市に妻と子供と住んでおります。さいたま市は東京にもアクセスが良く夏のUdemyの新宿でのイベントにも参加しました。今後もああいったイベントがあれば極力参加できればと思っています。

Udemy  :ありがとうございます。 お子さんがいると賑やかでいいですね。今の子供たちは私たちの頃と違ってテクノロジーに触れる機会がかなり多いのではないでしょうか。

宮嶋:そうですね。僕たちが小さかった頃はファミコンが流行っていて、「最近の子供は。。」なんてよく言われていましたが。うちの子もITやプログラミングに関心を持ってくれればいいんですが。今のところスマホを使ってYoutubeで好きな動画をよく見ていますね。

Udemy  : スマホでYoutubeなんて15年くらい前までは考えられないことでしたよね。

宮嶋:最近ではプロの方だけではなくて、親御さんが子供を主役にして作成した動画なんかも人気があったりしますね。「公園に行った」とかたわい無い事でもコンテンツになって登録者が何万人も居たりしますからね。小学生の憧れの職業にYouTuberがあったり、うちの子も人気のYouTube動画をよくチェックしてたりしますね。

Udemy  : 子供を取り巻く環境は時代の変化を如実に映し出していて面白いですね。

宮嶋:そうですね。親としての本音を言うと子供にスマホを使わせるのはまだ早いかな?と思ったんですが、一度動画を見せるともう元には戻れない(笑)本当はどこかへ行った時に連絡が取れなくなると困るから、という理由で持たせたんですが。いつの間にか動画を見るツールになってしまいました。

Udemy  : 便利な反面、コントロールといった部分は悩ましい部分ですね。さて、父親業も忙しくされておられる宮嶋さんですが、Udemyでコースを公開するまで何をされてたんですか?

宮嶋:高校卒業後、大学は理系の科目が苦手だったので消去法で残った教育社会学部に進学しました。

Udemy  : 消去法とは言ってもその学科を選んだのには何か理由があってのことと思いますが。

宮嶋:そうですね。昔から、中学の頃くらいからかな?「人に伝えたい」「先生になってみたい」それが根っこの部分にあったのも理由の一つですね。卒業後は教育とは無縁の東北のメーカーに就職しました。でも、心の片隅にいつも教えることへの熱意みたいなものはありました。メーカーではステンレスや金属のコストを管理する部署に配属になりました。学生時代は数字は苦手だと思い込んで逃げていたこともあり、本当に0からのスタートでしたね。上司からOJTで原価計算をする仕事を与えられたんですが、その時の上司に「君は原価管理を担当しているのに自分が使っているエンピツの仕訳も出来ないのか」と言われたことが、ずっと心のどこかに引っかかって。その後は景気の煽りや、結婚という人生の大きな節目を迎えたこともあり市役所への転職を機に東京に戻りました。

 

Udemy  : 今コースを公開されている簿記検定は独学で学ばれたんですか?(左は宮嶋さんの実際のコースのスクリーンショット)

宮嶋:そうですね。メーカー勤務の時はその会社の先月のコストを計算するためのOJTだったので、いわゆる教科書に載っているような簿記は勉強していなかったんです。それだとそこでしか通用しないスキルで一般企業では応用が利かない。せっかく仕事をしてる割に後に何も残らないな、と思って簿記検定に独学で挑戦したんです。勉強は市役所勤めを始めてからの行き帰りの通勤電車でしいました。仕事をしているとなかなか時間もありませんし、模擬試験や実践の部分以外は、テキストを読んで理解するだけだったので隙間時間を利用していました。

 

Udemy  : 合計でどのくらい期間(時間)勉強されてましたか?

宮嶋:通勤の行き帰りで各30分、家に帰って疲れて寝てしまわなければ1時間くらいでしょうか。最初の半年で1級と2級を受けて、その時は2級だけ合格したので、残り半年も勉強を続けて1級に合格しました。ですから、合計1年くらい勉強しましたね。帰りの電車で勉強するのが習慣になっていたのと「せっかくここまでやったから」と思って勉強をしていたので苦にはならなかったですね。

Udemy  : では簿記検定合格後、そのスキルを市役所で活かしながらお仕事を?

宮嶋:実は市役所ってあまり簿記を使うチャンスがないんです。役所は一般企業で使う複式簿記ではなくて、単式簿記が主流なので。予算作り、決算なんかは勉強していたおかげであまり残業することも無くこなしていましたが。

Udemy  : せっかく習得したスキルを活かせずにいる環境に、フラストレーションはありませんでしたか?

宮嶋:そうですね、どこかにそういう気持ちもありました。実は、子育て事情などもあり一昨年、13年勤務した市役所勤めを後に、今は個人事業主としてUdemyで教える他に会計システムの開発コンサルティングなどを行っています。妻も働いているので、家事など手伝える部分は協力しています。家族の夕飯も作っていますよ。

Udemy  : 起業家でいらっしゃるんですね!起業家といえば米国の方はボランティア活動を盛んにされていますが、宮嶋さんも起業家として何か活動されていますか?

 

宮嶋:メーカーに勤務していた時は観光資源に貢献できることが面白いなと思い、観光名所の桜の木を害虫から守る活動をしていました。今は”夢”といったら何なんですが「教育格差」つまり、経済的な理由で進学塾にいける子や大学に進学できる子がいる一方で、それが厳しくて思うように学べない子供たちがいるのでその子供たちの環境改善に貢献したいなと考えています。NPOも活発にそれを支援しているんですが、自分の生活に余裕ができたらそういた活動をしたいと常日頃思っています。

Udemy  : 私達も最近よく「教育格差」について聞きますが・・・

宮嶋:かつては学歴とキャリアが固定されていた感じもするので、それと比較すると今の方がいろんな選択肢があって流動的だなと感じる面もあります。一方で、社会をみると貧困層と富裕層のギャップも大きくなっていますね。メディアが注目して取り上げていることや、無料の学習をサポートするような今までなかった活動がでてきているということは「教育格差」が広がっている証拠なんだろうと思います。個人的には、いつか江戸時代の寺子屋のように公民館のような場所を使って子供達に学ぶ機会を与えれたらと思っています。

Udemy  : このインタビューの中からも本当に「教えることが好き」というのがヒシヒシと伝わってきますが、何がきかっけでUdemyを始められたのですか?

宮嶋:Udemyで活躍されてる井上さんの本をたまたま本屋で見つけて読んだのがきっかけです。この夏、井上さんにお会いした時にその話をしたらその本が絶版になるとおっしゃってたんですが。。。その本と出会わなければ、今の時点では講師になっていなかったと思います。本当のことを言うと収益配分を見た時に「厳しいかな」と思いましたが「売れなくても固定費がかかるわけでもないし」と思ったのと、簿記などの資格関係のコースがなかったのでチャンスと思いスタートしました。着実に成果を出していこうという気持ちで始めましたので、これからもしっかりと実績を作っていきたいと思っています。

Udemy  : Udemyで教える中で印象に残るエピソードはありましたか?

宮嶋:はい。「本ではなかなか見つからなかった内容だった!」とのコメントを頂いて、自分が目指していた「何千とある参考書でも伝えきれない部分を動画で伝えよう。」という意図が、コースを届けたかった人に伝わっていたことが嬉しかったですね。その方とはプライベートメッセージで会話しましたが、その中で今後のコース補強はこうしていこうといった指標のようなものも生まれました。動画って公開したら公開されっぱなしの部分もあるので反応が見えづらいのですが、udemyだと受講生の声がダイレクトに来るので助かっています。「宮嶋さんのコースは本よりずっと分かりやすいです。もっと早く知っていれば早く学習がすすんだのになぁ。」といったコメントを頂いたときには本当に嬉しかったですね。あとは、自分では気づきもしないようなフィードバックを貰うこともあり気づかされることも多々ありますね。

Udemy  : 教えることが大好きな宮嶋さんにお伺いしたいのですが、 「Udemy」で教える動機はなんですか?

宮嶋実績がない人でも教えることができること。もちろん、自分自身対面で教えることも引き続き手がけていきたいと思っていますが、オンラインの利点は時間や空間といった制約がなくても教えれる・学べるという点ですね。

Udemy  : Udemyで得た収益はどのように使う予定ですか?

宮嶋:とりあえずは、コース作成に関する書籍やパソコンをはじめとする機材の買い替えでしょうか。

Udemy  : 最後にudemy 講師へ一言お願いいたします。

宮嶋:いつも皆さんから情報を頂くばかりなので、自分からも何かと思い今回インタビューを受けました。これからもいろいろ皆さんから学べればと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

 

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