複数コース公開の重要性
Udemyの特性上、1つのコースの公開に留めるのではなく、複数のコースを作成することにはメリットがあります。Udemyのコースは、受講生に学習体験を提供すると同時に、講師にとっては、自身が教えている他のコースをプラットフォーム上で広め、世界中の受講生からの支持を集めるツールとなります。
この記事では、コースを複数作成することのメリットの紹介と、テーマを決める際のヒント、公開後の宣伝方法について解説します。
メリット1:作れば作るほど、コース作成は効率化できる
初めてのコース作成は、作成方法を学んだり、収録環境を作り上げるのに時間がかかったり、カメラの前に立つことに不慣れであったり、戸惑う事もあったのではないでしょうか。何事もそうですが、コース作成も2度目以降は戸惑いが減り、効率的に作業ができるようになります。
1作目の作成で苦労した場合でも、2作目、3作目と進めるうちに作成が楽になり、より短時間で、より質の高いコースを作り上げることができます。
メリット2:ファン層を構築できる
あなたのコースを受講している人は、あなたの教えるトピックに興味があり、あなたの教え方に好意的な印象を持っている可能性が高いです。複数のコースを公開することでファンベースを構築し、講師としてのブランドを確立しましょう。
メリット3:受講生に他コースの宣伝ができる
Udemyでは、ボーナスレクチャーやプロモーションメールを使用して自身の受講生に向けて他のコースの宣伝が行うことができます。講師クーポンを発行して配布することで、受講生は無料、または割引価格でコースを購入でき、講師は受講生を増やすことができる、ウィンウィンの関係を作り上げましょう。
メリット4:シリーズ化やレベル分けをすることで収益を上げることができる
コースを個別に購入した受講生は、コースコンテンツへの無期限アクセスを保証されています。複数のコースを作成することは、1人の受講生により多くの学びを提供し、且つ受講登録を増やすことで収益を増やすという利点があります。ファンを固定化させたい場合、全く異なる内容のコースを作成するのではなく、似たトピックを扱うコースのシリーズ化や、レベル別のコース作りが有効です。
シリーズ化の例:
- 1作目 「【ハーブ編】家庭菜園の基本〜野菜づくりを楽しもう!〜」
- 2作目 「【夏野菜編】家庭菜園の基本〜野菜づくりを楽しもう!〜」
- 3作目 「自宅で育てて美味しく食べよう!野菜レシピ20選」
次回作を計画する際のヒント
コースのテーマはメリット4でも紹介した通り、1作目と内容を関連づけることもできます。より上級者向けのテクニックにフォーカスした講座や、1作目の対象受講生がぶつかっているその他の壁を乗り越えるための講座を作ります。
Udemyや検索エンジンで調査をすると、需要やニーズを把握することができます。詳しくはコースの企画方法と組み立て方の記事をご覧ください。
コースを複数公開したら
2作目以降の公開が完了したら、今までのコースの受講生に新しいコースの紹介をします。宣伝が可能な場所は、以下の2カ所です。
ボーナスレクチャー
ボーナスレクチャーとは各コースの最後に追加することができる講師の宣伝スペースです。新しいコースの講師クーポンを発行して、ボーナスレクチャーに追加しましょう。ボーナスレクチャーは必ずコースの最後に置き、タイトルは「ボーナスレクチャー」としてください。詳しいガイドラインはボーナスレクチャー: 規則とガイドラインを確認してください。
プロモーション用メール
プロモーション用メールとは1ヶ月に2回まで、受講生に送信することができる宣伝目的のお知らせです。このメールでは、自身のUdemyコースについてのみ宣伝が許可されています。講師クーポンや紹介リンクを貼り付けて、受講生に新しいコースができたことをお知らせしましょう。使用方法についてはプロモーション用メール: 規則とガイドラインを確認してください。